【新型コロナ】静岡県内で638人の新規感染者 静岡市は過去最多の167人
きょう静岡県内では、新たに638人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。4日ぶりに600人を超え、過去2番目の多さです。
新規感染者は638人で、先週土曜日以来4日ぶりに600人を超えました。過去最多となった今月19日の674人に次いで2番目の多さです。
自治体別では静岡市が167人、浜松市が114人、焼津市が43人、富士市が34人、磐田市と沼津市がそれぞれ27人などです。
静岡市の167人は過去最多、100人を超えるのは2日連続です。市内では1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が125.1人まで上昇しました。
静岡市 保健衛生医療部
和田明久部長:「この数字は静岡県、全国平均を上回っている。市内の感染拡大収束も兆しが見えない中で病床はひっ迫の度合いを増し、自宅療養者も増加の一途をたどっています」
また市役所本庁舎の福祉債権収納対策課に所属する職員1人の感染も判明しています。
浜松市では先週土曜日以来、4日ぶりに100人を超えました。市立幼稚園に勤務する先生1人の感染が判明しましたが、幼稚園は夏休みで園児や同僚に濃厚接触者はいないということです。
幼稚園は予定どおり来月1日に再開する方針です。
このほか浜北区役所に勤務する社会福祉課の職員と、湖西市でも市民課の職員の感染が確認されています。
県内では新たなクラスターも2件発生していて、これまでの陽性者数は御殿場市の陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地で隊員5人、三島市内の事業所で6人となっています。
病床使用率は西部で71.2%、中部で75.9%、東部で58.3%、県全体では68.8%です。また、重症者用の病床では52.5%となっています。