新型コロナ感染状況 静岡県が3カ月ぶりに「注意報」を発令 御殿場保健所管内は「警報レベル」
静岡県は新型コロナウイルスの感染状況について、およそ3カ月ぶりに「注意報」を発令しました。
静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長:
「本日、感染拡大注意報を発令します。今後、医療のひっ迫のレベルも上がる可能性がございます」
感染拡大注意報は、感染の急拡大の恐れがある場合に、県が警戒を呼び掛けるため独自に出しているもので、およそ3カ月ぶりの発令となりました。
県によりますと、8日から14日までの県内139の定点医療機関あたりの患者数は11.35人で、前の週と比べて3.57人増加しています。
この1週間で定点医療機関から報告された患者数は1577人で前の週の1.46倍。
全体ではおよそ1万人と推測されます。
保健所別にみると、御殿場保健所管内で医療のひっ迫の恐れがある「警報レベル」、熱海、東部、富士、静岡市、中部、西部、浜松市保健所管内で注意報レベルとなりました。
県は、体調に少しでも違和感がある場合はマスクを着用し、人が集まる場所では換気をするよう呼びかけています。