学校再開…「密をさけて、みんなと楽しく過ごしたい」児童にも感染対策の意識 浜松市
浜松市では学校での授業が再開しました。全校児童640人。浜松市東区の和田小学校では35日間の夏休みを終え、子どもたちが元気に登校しました。
県内で感染が急拡大する中での夏休みを振り返って子どもたちは…。
6年生女児
「手洗い、うがい、アルコール消毒は必ず毎日しました。外はどこにも行けなくて、家の中で家族としゃべったり、テレビを見たり、東京オリンピックを見ていました」
6年生女児
「少し買い物に行く時でも、ちゃんと不織布のマスクをして気を付けていました」
6年生女児
「家で絵を描いていました」
感染防止のため、始業式はリモートで行われました。
浜松市立和田小学校 横井靖二校長:「静岡県にも緊急事態宣言が出されました。新型コロナウイルスの中でも、今はデルタ株が多くなっていて、これは小学生にも大人と同じように感染していくということで心配されます、学校で感染が広がらないように、今まで以上に気を付けていかなければなりません」
和田小学校では、感染のリスクから登校しないことを選択する児童・保護者も尊重し、登校を見合わせる子どもにはリモートで学習指導や健康観察を行う方針です。
6年生女児
「教室に入る時はちゃんとアルコール消毒をして気をつけたいと思っています」
6年生男児
「密をさけて、みんなと楽しく過ごしたい」
学習機会の確保と感染対策の両立という難しい課題に、学校の模索は続きますが、子どもたちは感染対策の意識をしっかり持っているようです。