異物混入の恐れがあるモデルナ社製ワクチン 浜松市も1万7081人に接種
浜松市では、異物混入の恐れが明らかになったモデルナ社製ワクチンについて、発表がありました。
浜松市担当者:「先ほど、(日本での販売・流通を担う)武田薬品工業から、モデルナ製のワクチンについて一部に異物があるという報告が複数あったことから、使用を見合わせるようにと連絡を受けた。早速調べたが、本市においてザザシティ浜松で8月14日から21日に使用していることが判明し、合計1万7081人に接種をしている」
ザザシティ浜松の集団接種で、異物混入のおそれのあるとされたモデルナワクチンが、今月14日から21日の間に、1万7081人に対し、接種されていたのです。現場から異物が見つかったという報告はないということですが、接種した市民には体調不良などがあった場合は市に連絡するよう呼び掛けています。
ワクチン接種を加速化 1日5000回から1日8000回へ
その浜松市では、ワクチン接種の加速化が発表されました。
浜松市 鈴木康友市長:「ファイザー社製ワクチンにつきまして、当初の計画を上回る供給量が示されたことによって、9月には1日5000回から1日8000回へ。また10月3000回から1日6000回へ接種計画を変更する」
これによって、浜松市では10月末には人口の74%にあたる58万5000人に2回目の接種を完了できる見通しになったといいます。さらに、浜松市では、あす27日から妊婦とその同居家族への優先接種もスタートさせます。