【新型コロナ】静岡県７７１人感染…７日ぶりに１０００人下回るが月曜日として過去最多　病床使用率も５０％超　/１月３１日

　自治体別の新規感染者です。静岡市で１５９人と最も多く、次いで浜松市で１１０人、磐田市で７０人、焼津市で４７人、富士市で３７人などとなっています。合わせて７７１人で、７日ぶりに１０００人を下回りましたが、月曜日としては先週２４日の７６２人をやや上回り過去最多です。

　病床使用率は、西部で５５・４％、中部で４６％、東部で５３・９％、県全体では５１・７％と、前日の３０日の５２％に続き、５０％を超えています。

　静岡市では自宅で療養していた高齢男性１人の死亡が確認されました。ただ、男性は
感染確認の翌日に死亡し、市は聴き取った状況などから新型コロナが原因である可能性は極めて低いとみています。

　新たなクラスターは５件発生しています。静岡市では、３１日までに駿河区の市立こども園で園児１１人と職員４人の感染を確認。市内の学校でも児童と教員合わせて１０人の感染が確認されました。また、葵区のグループホームで職員と入所者合わせて１４人の感染が判明しました。このほかの新たなクラスターはいずれも学校で、▼牧之原市で２２人、▼焼津市では８人です。

　また、浜松市は、同居家族などの感染状況を踏まえて、医師の判断で検査せずに臨床症状だけで陽性と判断する「疑似症患者」が２人いたと発表しました。疑似症患者の公表は市内で初めてです。