【新型コロナ】静岡県内で過去最多の1336人感染、クラスター19件 県全体の病床使用率40%に迫る
静岡県内ではきょう、新型コロナウイルス感染者が新たに1336人確認され、過去最多となりました。クラスターも過去最多となる19件発生しています。
自治体別の新規感染者です。最も多かったのが静岡市で335人、次いで浜松市で284人、磐田市で89人、沼津市で69人、富士市で55人などとなっています。県内の感染者は合わせて1336人となり、これまで最多だった3日前の1160人を170人以上上回り過去最多となりました。また県内全ての市と町で感染者が発表されています。
病床使用率は県西部で50.3%、中部で21.5%、東部で44.4%、県全体で38.4%と40%に迫る勢いです。
静岡市では、感染者が3日前の246人を80人以上上回り過去最多となりました。直近1週間の10万人あたりの感染者数も207.1人と過去最多です。浜松市でも感染者が過去最多となり、そのうち20代以下がおよそ6割を占めています。
また県は新たに19件のクラスターを発表しました。13日に発表された9件を上回り、1日の発表数として過去最多となりました。新たなクラスターは沼津市の高齢者施設で32人、藤枝市の学校で15人、島田市の学校で14人、焼津市の学校と藤枝市の保育園で12人などとなっています。19件のクラスターのうち14件が学校や保育園などの関連で、子どもの感染が拡大しています。
静岡市では3校3クラスで学級閉鎖、1校1学年で学年閉鎖、浜松市内の小中学校では16校19クラスで学級閉鎖、1校2学年で学年閉鎖となっています。
感染拡大に歯止めがかからない中、県の大規模接種会場でのワクチンの追加接種の予約の受け付けがあすから始まります。対象となるのは静岡市のもくせい会館と伊東市の健康福祉センターで、あす午後2時から電話では受け付けず、インターネットのみで予約を受け付けます。