【新型コロナ】静岡県内で水曜日最多の1906人が感染　合計13件の新規クラスター　沼津市のホテルに宿泊療養施設を開設

　自治体別の新規感染者数です。最も多かったのが浜松市440人、次いで静岡市378人、富士市191人、焼津市113人などとなっています。県全体で1906人で、水曜日としては過去最多となりました。また5人の死亡が確認されました。

　浜松市では、基礎疾患のある90代の女性が高齢者施設で亡くなりました。このほかいずれも磐田市で90代の男女と70代の男性、居住地性別非公表の高齢者1人です。これで新型コロナ関連の死者は241人となりました。

　県内の病床使用率です。西部で54.6％、中部で64.7％、東部で49.1％、県全体では56．6％と割を超えています。
　静岡市葵区の介護老人保健施設では、職員3人と入所者5人の合わせて8人の感染が判明し、新たなクラスターに認定されました。入所者1人が中等症で、ほか7人は軽症または無症状だということです。これを含めて県内で新たに13件のクラスターが発生し、そのうち高齢者施設と社会福祉施設が合わせて7つ、学校やこども園で4つなどとなっています。

　また県は沼津市に宿泊療養施設を新たに開設すると発表しました。「沼津インターグランドホテル」の84室で、あすから患者を受け入れます。県内の宿泊療養施設は、これで9カ所となりました。