【新型コロナ】静岡県内で1515人が感染 静岡・浜松両市はいずれも過去最多の400人台 病床使用率は4日連続で5割超えに
静岡県内では新たに1515人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。クラスターは11件発生しています。
自治体別の新規感染者です。最も多いのは静岡市で447人、次いで浜松市で421人、沼津市で92人、磐田市で62人、富士市で44人などとなっています。合わせて1515人で、火曜日としては先週から181人増えて最多、全体でも過去4番目の多さです。
病床使用率は、西部で49.5%、中部で51.4%、東部で58.3%、県全体では53.2%と4日連続で5割を超えています。
静岡市の新規感染者447人は市として過去最多です。また市立静岡病院で新たなクラスターが発生しました。きのうまでに感染が確認されたのは職員5人と患者4人で、
いずれも無症状か軽症です。ワクチンは職員は全員3回、患者は全員2回接種済みだということです。現在、同じフロアに勤務する職員と入院患者あわせて111人の検査を進めています。
浜松市でも、これまでの最多だった3日前の343人を大きく上回り過去最多となりました。天竜区の障害者支援施設「赤松寮」では、きょうまでに職員や利用者あわせて21人の感染が確認されクラスターに認定されました。
これらを含め、新たなクラスターは県内であわせて11件あり、政令市以外では病院、高齢者施設、障害者施設がそれぞれ2件。学校や保育園、事業所でそれぞれ1件です。
年始からの爆発的な感染拡大を受け、県は先ほどから専門家会議を開いていて、現在の感染状況を踏まえて国の評価レベルを引き上げるかどうかなど、専門家から意見を求めるとしています。