コロナ禍の受験シーズンいよいよ本格化 きょうから静岡県内で私立高校入試

新型コロナウイルスの猛威が収まらない中、静岡県内の私立高校ではきょうから入学試験が始まりました。

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コロナ禍の受験シーズンいよいよ本格化 きょうから静岡県内で私立高校入試

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白鳥衛記者:「こちらの高校では、きょうから高校入試が始まりました。マスク姿の受験生が緊張した面持ちで入って行きます」

 新型コロナウイルスの収束が見えない中、県内の私立高校では入学試験が始まりました。全日制の私立高校の志願者数は、およそ2万8200人で平均志願倍率は2.43倍となっています。

受験生:「とても緊張しています。ちゃんと消毒して頑張りたい」

受験生:「苦手なこともあったけど、ここが自分に合ったから頑張ってきました」

受験生:「ここまで頑張って勉強してきたので、一つ一つ実力だせるように頑張りたい」

 学校では消毒や検温を徹底し、教室に入る際は独自に作成した健康調査票の提出を義務付けました。例年は全ての受験生を大ホールに集めて注意事項を説明していましたが、今年は密を避けるため各教室ごとに行われました。

教員:「検査室への入退場やトイレの使用時、昼食の前後などにはこまめな手洗いと手指の消毒を行って下さい」

 きょうは受験生1人が新型コロナ関連で自宅待機となったため、7日に追試験を受けるということです。
 県私学協会によりますと、新型コロナ関連で試験を受けられない場合、追試験の機会を少なくとも2回設けるということです。

 試験の合格発表は10日で、去年と同じく学校に張り出すとともにホームページに掲載するということです。

静岡女子高校
平井はる美 教頭:「コロナ禍ですので、罹患した生徒ですね、あるいは濃厚接触者になられた生徒がいるのではないかという心配がございました。体調管理に気を付けて、全力で入試に臨んでいただけたらと思います」