袴田事件から57年 やり直し裁判に向けた弁護団会議 冒頭陳述案について協議

いわゆる袴田事件が発生して30日で57年。再審、やり直しの裁判に向けた弁護団会議が都内で開かれ、冒頭陳述案について詰めの協議が行われました。

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袴田事件から57年 やり直し裁判に向けた弁護団会議 冒頭陳述案について協議

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57年前の6月30日旧清水市で一家4人が殺害され、袴田巌さん(87)の死刑が一度は確定しましたが、今年3月に再審開始が正式に決まりました。

 再審に向けて裁判所は7月10日までに冒頭陳述案を示すよう検察と弁護団に求めています。

 30日都内で開かれた弁護団会議では、捜査機関による証拠捏造について、冒頭陳述案にどの程度盛り込むか詰めの協議が行われました。

 また裁判の長期化を避けるため、再審では弁護団から新たな証拠を提出しないことも確認されました。

 弁護団は来週中に冒頭陳述案をまとめるということです。