サル捕獲用の麻酔銃を誤射…腕に当たった女性が麻酔の効き目で一時意識不明に 静岡・富士市
29日午後、静岡県富士市の住宅街で、サルを捕獲するための麻酔銃が誤って発射されました。近くにいた女性に矢が当たり、女性は一時意識を失いました。
29日午後2時50分ごろ、富士市中之郷の住宅街でニホンザルが目撃され、市の職員と委託業者が
捕獲のため現場に向かいました。市によりますと、委託業者が麻酔銃の準備をしていた際に矢が誤って発射され、近くにいた女性の腕に当たったということです。女性は病院に搬送され、麻酔の効き目で一時意識不明となりましたが、およそ1時間後に意識が戻り始めました。
市によりますと、麻酔薬は体重15キロのサルに効果がある量で、委託業者が空気漏れを防止するため、銃身をテーピングしている際に、引き金に触れてしまったということです。女性はサルの目撃情報を伝えるために来ていました。
警察と市が詳しい原因を調べています。