殺人不起訴の被告判決 遺族が検察審議会に審査申し立て 静岡・富士市

静岡県富士市で、男性を殺害したとして逮捕された男が不起訴処分となった判断を不服として、被害者の遺族が検察審査会に審査を申し立てました。男は別の罪での裁判できょう判決を受け、公判では殺害を認めています。

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殺人不起訴の被告判決 遺族が検察審議会に審査申し立て 静岡・富士市

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 富士市の無職の38歳の男は、去年5月富士市内の自宅で男性を殺害したとして逮捕・送検されました。先月、地検沼津支部は「責任能力に問題があると判断した」として、殺人容疑について不起訴処分としていました。
 これを不服として、被害男性の遺族が沼津検察審査会に審査を申し立て、10日付で受理されたことがわかりました。
 男は覚せい剤を使用した罪などで起訴され、きょう地裁沼津支部で懲役1年6か月の判決を言い渡され、この裁判の中では殺害について認めています。