警察「効果や被害軽減を周知したい」…自転車のヘルメット着用が努力義務に 若い世代中心に着用増…課題は高齢者への周知 静岡県警
4月から自転車のヘルメット着用が努力義務になりました。静岡県警は周知を図るため、啓発活動を行いました。
林輝彦アナウンサー:「いま市内の商業施設を白バイなどの県警の車両が出発しました。これから市内を回って着用の努力義務化を呼びかけます」
県警呼びかけ:「また周りの人にも広めてあげてください」
4月から改正道路交通法が施行され、自転車に乗る全ての人がヘルメットの着用に努めなければなりません。3日午前、静岡市内の商業施設で県警や交通安全協会の指導員が、利用者にチラシや反射材を配布してヘルメットの着用を呼びかけました。
静岡市 小学5年生:「頭とかをぶつけたときに大切かなと思ったり、努力義務なので着けた方がいいかなと」
静岡市 20代:「必要だと思うので、用意はしておいた方が良いかなと。早めに用意をしておこうと思います」
県警によると、子どもや若い人を中心にヘルメットを着用する人が増え始めているといいますが、高齢者への周知には課題が残るとしました。
静岡県警交通企画課 岡澤尚浩管理官:「ヘルメットを着けていないことの危険性、これを知らなかったという人が多かった。今後の街頭活動を通じて、ヘルメット着用の効果、被害軽減について重ねて周知していきたい」