【スプリンクラー誤作動】楽団は裾野市の事故報告は「虚偽」だとして事故の原因は「漏水」であると改めて主張

静岡県裾野市の文化センターで、スプリンクラーが突然作動し楽団の楽器が水浸しになった問題で、楽団側は「裾野市は虚偽の報告をしている」と批判しました。

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【スプリンクラー誤作動】楽団は裾野市の事故報告は「虚偽」だとして事故の原因は「漏水」であると改めて主張

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 去年9月裾野市民文化センターの大ホールで、開演前の準備中にスプリンクラーが突然作動し、焼津市の楽団「シンフォニエッタ静岡」の楽器などが水浸しになりました。

 裾野市が設置した事故調査委員会は6月、「原因は特定できない」とする最終報告を市に提出していました。

 楽団は24日会見で、22年前にスプリンクラーが放出されていたことが明らかになったと発表しました。

 裾野市はこれまで開館からおよそ30年間スプリンクラーの誤作動の事故はなかったとしていました。

 楽団は外部に委託した調査結果から、改めて事故の原因は「漏水」であると主張しました。

シンフォニエッタ静岡 中原朋哉指揮者:
「逃げ道がない、どっちにしても事故であることは確実。裾野市のイメージダウンを止めることに今一生懸命になっている」
 
 楽団は市が申し入れた和解金支払い協議には、被害額の全面補償を条件に応じる姿勢を示しています。