富士山で傷害事件 5合目の駐車場でフランス人男性の頭を殴るなどの暴行を加えけがをさせたとしてスリランカ国籍の男を逮捕

富士山5合目の駐車場で、面識のない男性を殴りけがさせたとしてスリランカ人の20代の男が逮捕されました。

画像: 富士宮警察署

富士宮警察署

 傷害の疑いで逮捕されたのは、スリランカ国籍で自称・千葉県富里市の男(21)です。

 男は9日午前7時半ごろ、富士宮市粟倉の富士山5合目の駐車場で、1人で旅行に来ていたフランス国籍の24歳の男性の頭を拾った木の枝で殴るなどし、けがをさせた疑いが持たれています。

 男性は軽傷です。

 警察によりますと、5合目にある来訪者施設の関係者から「外国人がけんかしているようだ」と警察に通報があり、事件が発覚しました。

 2人に面識はなく、男は登山のため現場に訪れていて、男性は駐車場の隅にテントを立てていたということです。

 警察は男が容疑を認めているかどうか明らかにしていませんが、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、事件のくわしい経緯を調べています。