「本来あり得ない状況」あわや大惨事…高速道路を2人で散歩?高齢の夫婦はどこから侵入したのか…
「人が歩いている」「どこ?」「これ まずいっしょ!」「まずいよ」
先週土曜日、車のドライブレコーダに映ったのは、高速道路上を歩く2人組の姿でした。
「110番に通報」「プルルル・・・」
警察「緊急回線110番です 事件ですか事故ですか?」
目撃者の車が、神奈川県から静岡県に入ってすぐ、東名高速道路下り・足柄サービスエリアに入ろうとする直前の出来事です。
目撃者:
「左前方に老人2人が歩いているのを発見して。本来あり得ない状況なので、これはまずいなと思って・・」
前を歩く男性はグレーのジャンパーにズボンと動きやすそうな服装にリュックを背負い、左手に白い紙のようなものを持ち、後ろを歩く女性もまた、動きやすそうな服装をしています。
目撃者:
「登山かハイキングのようなかっこうをしていて、2人連れ添ってお散歩気分で歩いているような雰囲気でした。故障とかで助けを求めている雰囲気ではなかった」
高速道路上を歩いていた2人は、いったいどこから侵入したのでしょうか?
2人が歩いてきた方向には、高速バス乗り場があり、料金所を通らずとも高速道路に入ることができますが、ここから入ったかはわかっていません。
通報を受けて保護した静岡県警によると、2人は静岡県外の高齢の夫婦で、認知症の様子はなかったといい事件性もなかったということです。
NEXCO中日本管内では2021年、高速道路への歩行者侵入が347件発生していて、歩行者を見つけた場合は警察に通報、もしくは道路緊急ダイヤル「♯9910」に電話してほしいとしています。