静岡市消防局の元課長に酒気帯び運転の罪で実刑判決「あなたは他人の命を軽視する事をした」 静岡地裁
バイクを酒気帯び運転した罪に問われた静岡市消防局の元課長に静岡地裁は、懲役5カ月の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、静岡市消防局葵消防署・元警備第1担当課長の被告(53)は去年11月10日、静岡市駿河区でバイクを酒気帯び運転しました。
1日の判決で静岡地裁の国井恒志裁判官は、被告が2019年にも車でスピード違反をし、有罪判決を受けたと指摘。
その上で「執行猶予期間満了後、わずか1カ月あまりの犯行で基本的な交通法規を意図的に破った」として懲役5カ月の実刑判決を言い渡しました。
最後に国井裁判官は被告に「消防士は他人の命を守る仕事。あなたは他人の命を軽視する事をした。これからの人生どちらの道を進むかよく考えてください」と話しました。