旧天竜林業高校めぐる贈収賄事件で元天竜市長の再審請求を浜松簡裁が棄却 弁護側は東京高裁に即時抗告

静岡県浜松市の旧天竜林業高校を巡る贈収賄事件で、元天竜市長が求めていた裁判のやり直しについて、浜松簡易裁判所は請求を棄却していたことが分かりました。

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旧天竜林業高校めぐる贈収賄事件で元天竜市長の再審請求を浜松簡裁が棄却 弁護側は東京高裁に即時抗告

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 担当弁護士によりますと、元天竜市長・中谷良作さんの再審請求は8日付けで浜松簡易裁判所に棄却されたいうことです。

 旧天竜林業高校を巡る贈収賄事件では、中谷元市長が、孫の大学進学のために、当時の元校長、北川好伸さんに調査書の改ざんを依頼し、見返りに現金20万円を渡したとして、2008年に有罪判決が確定。

 その後、中谷元市長は捜査機関に自白を強要されたなどとして再審を請求していました。

 杉尾弁護士は「無罪の証拠を具体的に主張したが、形式的に退けられたことに対し大変不満がある」とし、東京高裁に即時抗告したということです。