「ホーユー」給食停止問題 調理員直接雇用などで一日も早い再開目指す 静岡県
広島市に本社を置く「ホーユー」の経営が行き詰まり、県内外の学校給食の提供が停止している問題で、静岡県はホーユーが雇用していた一部の調理員を雇用するなどの対策に動いています。
広島に本社を置く「ホーユー」は経営が行き詰まり、委託契約を結んでいた静岡県内7つの県立の学校と国立の短期大学1校で、給食が停止していました。
関係者によりますと、このうち焼津水産高校については、ホーユーに所属していた調理員2人を県が雇用して、11日から給食を再開したということです。
県は残る6校についても、ホーユーの調理員を県の職員として雇い入れたり、過去の委託先などに依頼したりする方法で、1日も早い給食の再開を目指しているということです。
一方、国立の清水海上技術短期大学は、次の委託業者と調整を進めていて、早ければ19日の昼食から給食を再開する予定だとしています。