大井川鉄道の全線復旧を求めて3万6000筆の署名を静岡県に提出 「大井川鉄道は公共交通機関であるだけでなく重要な観光資源」

去年の台風15号による被害でいまだ一部の区間で運休が続いている大井川鉄道の支援団体らが、全線復旧を求める署名を静岡県に提出しました。

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大井川鉄道の全線復旧を求めて3万6000筆の署名を静岡県に提出 「大井川鉄道は公共交通機関であるだけでなく重要な観光資源」

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 11日午後大井川鉄道の支援団体が、大井川鉄道の鈴木代表や川根本町の薗田町長とともに静岡県庁に訪れ、署名を静岡県の森副知事に手渡しました。

 大井川鉄道全線復旧を求めて川根本町の町民や観光客鉄道ファンらから集めた署名を、オンライン形式も含めておよそ3万6000筆を提出しました。

 大井川鉄道は去年の台風15号の影響で線路に土砂が流出するなどの被害を受け、一時全線で運休しました。

 10月にも一部区間で運転を再開しますが、全線開通の目途は立っていません。

 支援者団体は大井川鉄道が公共交通としてだけでなく、重要な観光資源となっているため、地域経済の衰退にもつながる恐れがあると主張し、災害復旧の支援を求めています。

川根本町 薗田靖邦町長:
「「大井川鉄道のSLの景色、トーマスの景色そういったものはやはり観光にとっては欠かせない。観光に特化したものをさらにつくっていきたい」