富士山で小学5年生の児童8人が一時行方不明に 学校側が会見し謝罪 静岡市立西豊田小学校
1日富士山で、小学5年生の児童8人が一時行方不明になったことを受け、静岡市と学校関係者が会見を開き謝罪しましたました。
静岡市立西豊田小学校 宮川力校長:
「大変重く受け止めておりますし、申し訳ありませんでした」
静岡市立西豊田小学校では1日、学校行事で5年生の児童151人が富士山を訪れた際、8人が下山中に道に迷い、一時行方不明になっていました。
8人は無事救助されましたが、このうち2人に擦り傷があったということです。
11日の会見で学校側は、ガイド4人と教員11人がそれぞれのクラスの児童を挟むようにして下山していたものの、歩くスピードに差が出て前後の間隔が広くなったことで列が崩れ、8人の児童がルートから外れてしまったと説明。
これを受け学校側は、コースの途中での点呼が不十分だったことや、ガイドの人数が少なかったことを問題点として挙げました。
市の教育委員会は10月末までに校外教育活動の新たなガイドラインを作成し、市内の学校に周知するとしています。