うその書類提出し…ネパール人3人を静岡県のスーパーに派遣し不法就労させたか 大阪市の人材派遣会社の実質経営者ら2人逮捕 静岡県警

 静岡県東部のスーパーマーケットで、ネパール人を在留資格外の内容で不法就労させたとして、人材派遣会社の男らが逮捕されました。

画像: 静岡県警

静岡県警

 出入国管理法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市の人材派遣会社の実質経営者の男(60)と社員の男(71)です。容疑者らは2020年4月ごろから去年11月ごろまでの間に、ネパール人の男女3人を県東部のスーパーマーケットに派遣し、在留資格外の内容で働かせた疑いが持たれています。

 警察によりますと、ネパール人3人については、実質経営者の男の親族が経営する会社でマーケティングなどの業務をしているといった虚偽の書類が提出されていたということです。会社は他にも30人以上の外国人を虚偽の申請で働かせていたとみられ、数千万円の収益を得ていたとみられています。

 ネパール人3人は、在留資格外の仕事をしていたとして去年11月に逮捕されており、いずれも有罪判決を受けたということです。