体調不良の知人を放置した容疑で逮捕の男性2人を不起訴に 知人はその後死亡 静岡地検沼津支部
体調不良になった知人の男性を放置したとして、保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検された男性2人について、静岡地検沼津支部は不起訴処分としました。
不起訴処分となったのはいずれも沼津市の27歳の派遣社員の男性と大学生の23歳の男性です。2人は3月9日から10日深夜にかけて、市内に住む知人の23歳の男性が体調不良になったにもかかわらず、119番通報など必要な措置を取らなかったとして、保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検されていました。男性はその後、死亡しています。
地検沼津支部は2人を処分保留で釈放し、在宅のまま捜査を続けていましたが、6月3日付で不起訴処分としました。処分の理由については明らかにしていません。