テロを想定した警察と消防の合同訓練　特殊災害は「早い救出・早い除染・早い医療機関への搬送」が課題　静岡・焼津市

　参加したのは県警機動隊と焼津警察署、そして志太消防本部です。

　体育館でのイベント開催中に何者かがペットボトルで液体を撒き、多数の観客が体調不良を訴えた想定で行われました。

　容疑者の身柄を速やかに確保したあと、救助が必要な人が30人ほど出たことから、防護服に身を包んだ特殊消防救急班が次々と搬送していきました。

　そして県警機動隊の危険物処理部隊が有毒ガス検知器を使って、撒かれた液体を確認し回収しました。

　特殊災害発生時は「早い救出・早い除染・早い医療機関への搬送」が課題になるため関係機関で手順を確認していました。