小学生誘拐の予告メールが市のホームページに… 通学路の安全パトロールを実施 静岡・掛川市
静岡県掛川市はきのう30日、市内で小学生の誘拐などを予告するメールが届いたと発表しました。これを受け市はきょう通学路の安全パトロールを行いました。
市によりますと犯行を予告するメールは29日午後8時ごろ、市のホームページ上の問い合わせフォームに届きました。大阪の高校教師を名乗る人物からで「31日に掛川市内で下校中の女子小学生を誘拐して殺害する」という内容だったということです。
市は保護者に一斉メールを送り注意を呼びかけたほか、きょうも朝から警察や地域の防犯ボランティアらと協力して通学路の見守り活動を行いました。午後には犯行を予告する下校時間に合わせ、青色防犯パトロールの車数十台が巡回し警戒にあたりました。
市によりますと、きょう児童に危害が加えられたという報告はありませんでしたが、ボランティアによる見守りはあす1日も行われるということです。
掛川市 危機管理課市民安心係
杉山公彦 係長:「青色防犯パトロールは犯行予告メールに対して対応していこうというもので市役所の中で決めたものでございます。(怪しい人を見たら)すぐに警察に通報していただくのが一番かなと思います」
警察は威力業務妨害の疑いも視野に捜査しています。