市役所の職員を名乗る男から「納めすぎた年金を返却する」とATMの操作を指示され100万円だまし取られる 浜松市
浜松市の60代の女性が市役所の職員を名乗る男から「納めすぎた年金を返却する」などとの電話で、2日間で合わせておよそ100万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
17日浜松市に住む60代の女性の家に、浜松市の職員を名乗る男から「年金の改正があり納めすぎた金を返金する」と電話がありました。
指示されたATMに行った女性は、男から伝えられた操作方法に従い返金を受ける手続きをしていたつもりでしたが、だまされて現金およそ50万円を振り込んでいたということです。
さらに翌日再び男から電話があり、前日の操作では手続きが出来ていなかったと伝えられたため、女性はもう一度ATMに行き、同じ操作をしてさらに50万円を振り込んだということです。
この話を聞いた女性の夫が不審に思い、通帳を確認したところ、およそ100万円を振り込んでいたことが分かり、詐欺に気付いたということです。
警察は「ATMに行ってほしい」「ATMで操作方法を指示する」というのは詐欺だと注意を呼び掛けています。