「借りたお金が取引に使えない」…2回にわたり計470万円だまし取られる 静岡・熱海市

 静岡県熱海市の80代の女性が、11日から12日にかけて息子を装った嘘の電話で現金を要求され、470万円を騙し取られる詐欺事件がありました。

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 熱海市に住む80代の女性の自宅に11日、「大切な書類が入った荷物を送り間違えてしまった。お金を用意しなければならない」などと、息子を名乗る男から嘘の電話がありました。女性は、熱海市内の路上で息子の関係者を名乗る男に現金350万円を手渡したということです。

 また、その翌日の12日、再び男から「きのう借りたお金の一部が取引に使えない」などと電話があり、女性は現金120万円を手渡しました。

 警察によりますと、女性は一人暮らしで、息子に電話をし確認したところ、詐欺に気付いたということです。

 警察は、「すぐに現金を用意してほしい」は詐欺などと、注意を呼びかけています。