玄関の「暗証番号」特定した驚きの手口…1人暮らしの女性宅に侵入か 警察が注意喚起「可能な限り長く複雑な番号で設定を」 静岡県警

 静岡県で玄関の暗証番号タイプのカギの番号を特殊な手口で特定し、一人暮らしの女性の部屋に侵入したとして、36歳の男が逮捕される事件がありました。警察は玄関ドアの暗証番号は、長くしたり、推測されやすい番号を避けたりしてほしいと注意を呼びかけています。

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 4月ごろ、静岡県西部で一人暮らしをする30代の女性が、玄関の暗証番号を特定され、4月から5月にかけて複数回に渡って住居に侵入される事件がありました。警察によりますと、容疑者はカギのボタンに塗料を塗り、塗料の付き具合から暗証番号を特定したということです。女性の自宅のカギは上限8桁まで設定できましたが、女性は4桁の暗証番号を設定していました。
 警察は、玄関ドアの暗証番号は可能な限り桁数を多くする、誕生日、住所、電話番号など推測されやすいものは避けてほしい。また、暗証番号があるからと油断をしないでほしいと注意を呼びかけました。