「優先権の名義を譲ってほしい…」の電話から特殊詐欺に 80代の女性が1270万円だまし取られる

静岡県湖西市の80代の女性が「介護施設の優先権の名義を譲ってほしい」などと電話を受け、現金1270万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。

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「優先権の名義を譲ってほしい…」の電話から特殊詐欺に 80代の女性が1270万円だまし取られる

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 警察によりますと、9月17日から27日にかけて湖西市の80代の女性の自宅に弁護士や金融庁職員などを名乗る男から「湖西市にできる介護施設の優先権の名義を譲って欲しい」「名義貸しは犯罪で金融庁に知られてしまった」「口座が凍結されるので、お金を移動させるしかない」などと、複数回電話がありました。
 女性はその後、弁護士を名乗る男に指定された銀行口座に2回にわたって現金1270万円を振り込み、だまし取られたということです。現金を振り込んだ後、弁護士を名乗る男に連絡がつかなくり19日に被害届を提出したということです。