4人死亡の工場火災工場責任者2人の書類送検に会社側が抗議「原因が特定できていない状況で現場管理者の責任は問えない」

静岡県吉田町で消防士ら4人が死亡した工場火災で、責任者2人が書類送検されたことについて、会社側が29日会見し、抗議の意思を示しました。

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4人死亡の工場火災工場責任者2人の書類送検に会社側が抗議「原因が特定できていない状況で現場管理者の責任は問えない」

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 2020年7月吉田町の日用品メーカー「レック」の工場火災で、消防士3人と警察官1人が爆発に巻き込まれて死亡しました。

 警察は28日レックの統括責任者(56)ら2人を、業務上失火と業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

 これに対してレックは29日会見を開き、反論しました。

レック青木光男会長:
「何で消防が入ったのか。それがなんで死んだので、私たちの社員の責任になるのか。私はそれだけは合点がいきません」

 レックは原因が特定できていない状況で、現場管理者の責任は問えないと主張しました。