スクールバスの75歳の運転手を不起訴処分 軽乗用車に衝突して逃走した容疑で逮捕・送検 静岡地検

 静岡県焼津市で1月、スクールバスを運転中に車と衝突し、そのまま現場から逃走したとして逮捕された75歳の男性について、静岡地検は不起訴処分としました。

画像: 静岡地検

静岡地検

 29日付で不起訴処分となったのは、静岡市内にある私立の中高一貫校のバス運転手の男性(75)です。男性は1月12日、焼津市の国道150号でスクールバスを運転中、対向車線にはみ出して軽乗用車などに衝突し、そのまま逃走したとして、ひき逃げなどの疑いで逮捕・送検されていました。

 衝突された軽乗用車はその後、別のトラックに衝突し、軽乗用車を運転していた男性(50)が首に軽いけがをしました。

 警察によりますと、バスは生徒を学校から自宅へ送った帰りで、車内には男性運転手しか乗っていなかったということです。

 地検は、不起訴の理由を明らかにしていません。