【送迎バス園児置き去り死事件】遺族がこども園の廃園などを求めて署名活動を開始「事件の社会責任を果たしてほしい」 静岡・牧之原市

静岡県牧之原市の認定こども園で、当時3歳の女の子が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件で、女の子の遺族が廃園などを求めて署名活動を始めました。

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【送迎バス園児置き去り死事件】遺族がこども園の廃園などを求めて署名活動を開始「事件の社会責任を果たしてほしい」 静岡・牧之原市

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 去年9月、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で河本千奈ちゃん当時3歳が送迎バスの中に置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

 事件の翌日、遺族は園側と廃園に関する念書を交わしていましたが、運営法人の榛原学園は入園希望者がいることを理由に、園の運営を継続しています。

 遺族は24日榛原学園と牧之原市に対するオンラインでの署名活動を始めました。

 榛原学園に対して新しい園児の募集を停止し、今いる園児が卒園すれば廃園にすること、もしくは他の法人に運営を引き継ぐことを求めています。

 また、牧之原市に対しては園が方針決定するよう交渉を進めることや、廃園の際に受け入れ先を確保することなどを求めています。

 遺族は「廃園にするという約束は償い切れない命の代償、道義的責任として果たされるべき」としていて、榛原学園や市に対して「事件の社会責任を果たしてほしい」と主張しています。