ワカメ産地偽造事件 県が措置命令 違反表示の周知や再発防止を求める 静岡県
ワカメの産地を偽装するなどした罪で元代表者が公判中の静岡市の会社に対し、静岡県は景品表示法に基づく措置命令を出しました。
措置命令を受けたのは、静岡市葵区末広町の水産物加工販売会社です。県によりますと、この業者は「おさしみわかめ」という商品の原料が外国産にも関わらず、「鳴門名産」などと表示を偽っていたということです。県は、景品表示法が禁じた「優良誤認表示」にあたるとして、業者に対し措置命令を出し、違反表示を消費者に周知することや再発防止措置を行うことなどを求めました。この問題では元代表者がすでに公判中で、検察から懲役10カ月が求刑されています。