緊急走行中の消防車が乗用車と接触…気づかず現場へ けが人はおらず 静岡・御殿場市

 30日正午ごろ、静岡県御殿場市で緊急走行中の消防車が乗用車と接触する事故がありました。消防車は接触に気づかず、現場に向かい、現場で事故の連絡を受けた、ということです。

 30日午前11時47分ごろ、御殿場市川島田を緊急走行中の消防車が対向車線で停車した乗用車と接触しました。消防車は接触に気づかず、そのまま現場に向かったため、乗用車を運転していた80代の女性が警察に通報しました。女性にけがはありません。

 警察によりますと、消防車と乗用車にはともに右側の後部にこすった跡があり、消防車に乗っていた3人は接触に気づかなかった、と話しているということです。警察は、消防車がサイレンを鳴らして緊急走行していたことや双方の車両の損傷状況などから、接触に気づかなかったとみて調べています。

 消防によりますと、消防車は市内で発生した交通事故の現場に向かっていて、現場で事故の連絡を受けた、ということです。

御殿場警察署
静岡朝日テレビ