スズキ四輪車の販売台数が累計8000万台突破 主力商品の「アルト系」が2割
静岡県浜松市に本社を置く大手自動車メーカー・スズキは、四輪車の世界累計販売台数が8000万台を突破したと発表しました。
スズキによりますと、今年8月末までの四輪車の累計販売台数は国内で2890万台、海外で5127万台となり、8000万台を突破しました。スズキは1955年に日本初の量産軽四輪車「スズライト」を発売開始し、1959年には海外販売もスタートしました。
その後もパキスタンやインドなど海外での生産拠点を拡充し、現在では世界10カ国に15の四輪車生産拠点を展開。スズキの四輪車は世界184の国と地域で愛用されています。
販売した8000万台の中でも20%を占めるのは、主力商品のひとつでもある「アルト」で、特にインドでの販売台数に大きく貢献しているということです。
世界累計販売台数が8000万台を超えたことに、鈴木俊宏社長は「多くのお客様にご愛用いただき感謝申し上げます。アルトは累計販売台数で最も多く、スズキの軽四輪車の中でも、そしてスズキの歴史そのものにおいても、極めて重要な役割を果たしてきました。創業者から受け継がれる『お客様の立場になって』という原点に改めて立ち、スズキのモノづくりの根幹を表す『小・少・軽・短・美』の価値をお届けできるよう一層努力してまいります。これからも世界中のお客様の日々の移動を支え、環境にも優しく、いつも身近にあって頼れる相棒のような生活のパートナーとなる 製品・サービスをお届けしてまいります」とコメントしています。
静岡朝日テレビ