浜松市天竜区で住宅倉庫など１６棟を焼く火災

５日午前１１時すぎ、浜松市天竜区の住宅から出火し、住宅など少なくとも１６棟が焼けました。消防によると火の勢いは弱まっているものの、現在も消火活動が続いています。

　５日午前１１時１０分ごろ、浜松市天竜区水窪町地頭方の住宅で「屋根の上から火が出ている」と通行人から警察に通報がありました。

　警察によりますと火は燃え広がり、少なくとも住宅１２棟、倉庫４棟のあわせて１６棟が焼けたと見られていて、火元の住宅にいたとみられる８０代の男性が病院に搬送されたということです。

　消防によると命に別状はないということです。

　火の勢いは弱まっているものの、現在も消火活動は続けられています。

現場の状況を天竜区水窪町から中継で伝えてもらいます。
梅田航平記者:
「住宅など１６棟を焼く火災があった浜松市天竜区水窪です。浜松市の中心部から車で２時間ぐらいの場所ですが、現場にはいまだに多くの消防車が残り、規制線が張られていて、この先にに入ることはできません。この辺りは坂道の上の住宅が斜面上に広がっていて、火災はその一角で起きました。住民によると火は斜面上に広がる家を、次々に飲み込んでいったということです。消防によると、火はほとんど消し止められたといいますが、近隣住民には依然不安が広がっています。」