ビルメンテナンス会社の作業場から出火 1人の遺体を発見 80代の男性従業員か 静岡・富士宮市


6日午前静岡県富士宮市のビルメンテナンス会社で、紙などを保管していた作業場から出火し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。近所の人は「5~6回の爆発音を聞いた」と話しています。

近隣住民:
「爆発音が5~6回ありまして、その最後の方の爆発音は壁を揺らすほどの爆発音でした」
 
 6日午前10時15分ごろ、富士宮市淀川町のビルメンテナンス業橘商事で、従業員から「倉庫から爆発音がした。倉庫が燃えている」と消防に通報がありました。

 火は建物を半焼し、およそ40分後に消し止められましたが、建物の中から1人の遺体が見つかりました。

 警察や橘商事によると建物は古紙を加工する作業場で、現在は稼働しておらず、古紙のほか養生テープやスプレー缶などが保管されていたということです。

 当時80代の男性従業員が1人で作業をしていたとみられ、警察は遺体はこの男性とみて、身元の特定を急ぎ、出火原因を調べています。