「暑いので…」「髪の毛が崩れる」…自転車利用者のヘルメット着用まだ少なく 警察官らが着用呼びかけ 静岡・下田市
静岡県下田市の高校で20日朝、自転車通学の生徒らにヘルメットの着用や運転マナー向上を呼びかける活動が行われました。
交通安全協会下田支部と下田警察署の関係者が登校する生徒ら一人ひとりに、努力義務となったヘルメットの着用を呼びかけ、事故防止の反射材を配りました。
下田高校の生徒513人中26%の133人が自転車で通学していますが、ヘルメット着用はわずか2人でした。
男子生徒「暑いんで…ちょっと…」
女子生徒「女子としては髪の毛が崩れちゃうのもあって…」
ヘルメット着用生徒「交通事故とか危ないから、安全のために被ってます」
下田市ではヘルメットの購入者に2千円を上限に補助を行い、普及を進めています。警察によりますと、今年度、先週までに県内でおよそ2千人、下田市では14人が自転車関連の事故にあっているという事です。