医師の患者へのわいせつ事件で病院が再発防止策を示す 病院職員も診察に立ち会う 静岡・掛川市

 静岡県掛川市の中東遠総合医療センターの小児科診療部長のわいせつ事件を受け、病院側が再発防止策を示しました。
  
中東遠総合医療センター 宮地正彦企業長:「不安を抱えながら、大丈夫かなと思いながら当院に通う方が多いと思います。その方々には、本当に申し訳ないという気持ちでいます」

 小児科診療部長の医師の男は、当時10代の女性患者らにわいせつ行為を行っていたとして、これまでに5回逮捕されています。26日夜の病院企業団議会の全員協議会で、病院側は、再発防止策として、犯行が夜だったことから午後6時以降の外来診療を原則取り止めることや、診察時には医師以外の病院職員も立ち会うことなどを報告しました。また医師の処分について宮地企業長は「全ての容疑が明らかになり、確定した際に検討する」としました。

病院企業団議会の全員協議会
病院企業団議会の全員協議会