たまたま近くの岩場に釣り人がいて、漁船も通りかかり…海に流された男性無事救助 海保「救命胴衣着用が大きい」 静岡・西伊豆町
静岡県西伊豆町で26日、岩場で釣りをしていた男性が、流されたボートを取ろうととして、海に流されました。男性は20分ほど漂流しましたが、救命胴衣を着用していて無事でした。
事故に遭ったのは、東京都東久留米市の51歳の男性です。下田海上保安部によりますと、男性は26日午前7時半ごろ、西伊豆町の浮島海岸から、SUPと呼ばれるボートで岩場に渡り、釣りをしていましたが、午前10時20分ごろ、ロープが外れてボートが流されました。男性はボートを取ろうとしてそのまま海に流され、岩場に戻れなくなりました。
近くの岩場で釣りをしていた人が海上保安部に118番通報。さらに通りかかった漁船に漂流者がいることを伝え、10時40分ごろ、漁船の乗組員が男性を救助しました。男性にけがはない、ということです。
海保は男性にけがもなく、無事だったのは、「救命胴衣を着用していたことが大きい」と話しています。