日本平パークウェイからドリフト族の車が転落し出火 猛獣館北側一帯に燃え広がる…日本平動物園で初の消防訓練 静岡市


静岡市の日本平動物園で、大規模な消防訓練が初めて行われました。

 訓練には静岡市消防局駿河消防署の隊員と園の職員、合わせて38人が参加。

 日本平パークウェイからドリフト族の車が転落して車両火災が発生し、火が動物園の猛獣館北側の直ぐ近くまで迫った想定で行われました。

 園の職員は、消防隊員が到着するまで消防ホースなどを使って初期消火をし、来園者の避難誘導を行いました。

消防隊員:
「最上階に逃げ遅れいる救助活動に当たれ」

 消防が到着した後は、消防隊員が館内に取り残された来園者を救出。

 猛獣館北側の火が燃え広がった一帯に一斉放水を行い、鎮火しました。

日本平動物園 竹下秀人園長:
「資器材の使用方法(の訓練)がなかなか出来ていない部分があったので、それを実際に職員が体験できたという事は、今後に生かせると思う」

静岡市消防局駿河消防署 落合吉訓大隊長:
「これから空気が乾燥して風が強くなったりとかで、林野火災が大規模になる可能性があるので、ドリフト族には絶対に暴走しないようにお願いしたい」