男はマンション内で男女を待ち伏せして犯行に及んだ疑い 浜松市男女殺人未遂事件

28日浜松市のマンションで、男女2人が刃物で切りつけられた事件で、逮捕された男は2人が住むマンションで待ち伏せしていたとみられることがわかりました。

 逮捕された自称・浜松市中区北田町の派遣社員の男(41)は、28日の夜、浜松市東区のマンションで、60代の男性と元交際相手の30代女性を刃物で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。

浜松市東区

袋井市のマンション

こちらはきのうの午前中、袋井市内のマンションで撮影された写真です。

 入口には大勢の捜査員の姿があります。

 事件後、逃走していた大田原容疑者はこのマンションに侵入していたところを見つかり、逮捕されました。

マンションの住民:
「10時くらいだったと思うけど、警察から包丁持った男の人が暴れるかもしれないから、戸締りをして家の中にいてくださいという話しがあった」

 警察によりますと、男は2人が帰宅した時には、既に部屋の中で待ち伏せしていて、犯行に及んだ可能性があるということです。

 また7月には警察に「女性に連絡を取りたくなる」などと相談していたということです。

 警察は3月、ストーカー規制法に基づき男に対して、女性への付きまとい行為の禁止命令を出していました。

袋井市のマンション