特殊詐欺の被害を減らすために大学生が高齢の女性を中心に注意を呼びかけ 静岡・沼津市

特殊詐欺の被害を減らそうと静岡県沼津市では、沼津警察署と防犯ボランティア団体の大学生が連携し、近隣の高齢者に詐欺被害の防止を呼びかけました。

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特殊詐欺の被害を減らすために大学生が高齢の女性を中心に注意を呼びかけ 静岡・沼津市

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 2日午前沼津警察署で、防犯ボランティア団体の大学生が警察と連携して詐欺被害の防止に取り組むため出発式が行われました。

 沼津署管内では去年1年間で24件の特殊詐欺被害が確認されていて、被害額はおよそ5600万円に上るということです。

 また、警察の調べでは県内で特殊詐欺の被害にあった人のうち9割以上が65歳以上の高齢者で、そのうち8割が女性だということです。

 出発式のあと大学生と警察が市内の高齢女性の家を訪問して、詐欺対策が書かれたチラシを配り、注意を呼びかけました。

小濱幸紀さん:
「特殊詐欺被害も増えていて、その中でも女性の高齢者の方が特に増えていると警察から聞いているので、そういったところのターゲットを絞って活動することで、最大限の効果が得られればなと思って活動しました」