消防訓練の最中に火災の通報が…消防隊員は急きょ現場へ 静岡市消防局
静岡市役所で消防訓練が行われている最中、近くで火災の通報があり、訓練中の消防隊員が現場へ急行しました。
訓練は静岡市役所10階の給湯室から出火したという想定で行われ、およそ60人の市職員と30人の消防隊員が参加しました。
職員らは火災を感知すると、避難経路や誘導の確認を行い階段を使って中庭へ避難。
屋外では、消防隊員がはしご車を使って職員を救助したり、消火器を使ったりする訓練を行いました。
静岡市管財課 青島洋之課長補:
「階にいる方全員が 無事に避難していただくことが1番大事。実際に煙ってこれだけ視界が妨げられるんだって、体験することで、実際姿勢を低くして、目標物を見ながら…」
(消防のサイレン音)訓練の最中に突然・・・
市役所からおよそ200メートル離れた静岡市葵区両替町のビルで、『自動火災報知器が鳴り焦げ臭いにおいがする』と警備会社から消防に通報がありました。
訓練に参加していた 消防隊員は急きょ現場へ。
消防車など18台が出動しました。
消防によりますと、ビル2階の飲食店で加熱していた鍋のまわりについた油かすから煙が出て、火災報知器が作動したということです。
けが人はおらず大事にはいたらなかったということです。