国道1号静清バイパスの工事現場で鉄骨落下 作業員ら8人が巻き込まれ2人の死亡確認 静岡市清水区
静岡市清水区の国道1号バイパスの工事現場で鉄骨が落下しました。作業員ら8人が巻き込まれ2人の死亡が確認されました。
伊地健治アナウンサー:
「2車線の道路や歩道をふさいでいます。そしてすぐ横には住宅があります」
静岡市清水区で午前3時すぎ「工事現場の足場が崩れたけが人がいる」と消防に通報がありました。
現場では、国道1号の静清バイパスを高架化する工事が進められていて、道路の基礎部分の鉄骨をずらして橋脚部分にはめ込む際に、何らかの理由で落下しました。
鉄骨は長さおよそ65メートル、重さはおよそ140トンだということです。
警察や消防によりますと作業員ら8人がけがをし、30代から70代の男性7人が病院に搬送されましたが、このうち心肺停止となっていたいずれも作業員で50代の2人死亡が確認されました。
音を聞いた女性:
「すごい聞いたことのないような音がして外見たら落ちてたので、橋みたいなのが…。作業員さんの『挟まっている』とかいう声も聞こえたので、ちょっと怖かった」
現場には、当時作業員およそ20人と警備員10人ほどがいたということです。