防衛省に対しオスプレイの飛行を見合わせるよう求める　東富士演習場周辺２市１町など「市民・町民の不安が募っている」

鹿児島県の屋久島沖で米軍のオスプレイが墜落した事故を受け、東富士演習場周辺の２市１町などが、防衛省に安全対策が講じられるまで飛行を見合わせるように要請しました。

　１１月２９日、米軍のオスプレイ１機が屋久島沖に墜落、乗組員８人のうち１人の死亡が確認され、捜索活動が続いています。

　この事故を受けて東富士演習場がある２市１町（御殿場市・裾野市・小山町）と、地権者団体などは１日、防衛省に速やかな情報提供などを求める文書を提出しました。

　この中では「事故原因の究明及び安全対策が講じられるまで、米軍及び陸上自衛隊のオスプレイの飛行を見合わせること」などを求めています。

　また、「オスプレイは市街地を低空飛行しており、市民・町民の不安が募っている」などと実情を訴えています。