19人死傷の山車横転事故から1カ月 事故現場で検証…同じ山車を使って事故の様子を再現 静岡・伊豆の国市
11月3日、静岡県伊豆の国市で山車が横転し、19人が死傷した事故から1カ月。警察は、横転した山車を使って、事故現場で検証を行いました。
11月3日、伊豆の国市で祭りの山車が横転し、70代の男性が死亡したほか、子どもを含む18人が重軽傷を負いました。
警察は3日、事故の原因を明らかにするため、横転した山車を使って現場で検証を行いました。捜査関係者によりますと、現場には山車の車輪が通ったとみられる跡があり、横転した山車を使って車輪の跡をたどるなどして当時の様子を再現しました。これまでの検証作業で、山車には、転倒したときにできたとみられる歪みはあったものの、構造上の問題はなかったことがわかっています。
警察は3日の結果を踏まえ、事故の責任の所在を明らかにする方針です。