【異例】清水エスパルスがDFへの誹謗中傷に声明「極めて悪質なものであり、看過することはできません」警察や弁護士へ相談、法的措置も含め対応

 サッカー清水エスパルスは6日、ホームページ上で声明を発表し、選手や近親者に対して誹謗中傷があったことを明かし、警察や弁護士に相談していることを明かした。以下が全文

 「エスパルス所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがありました。
誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません。
このたびの内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません。所轄警察署、弁護士へ相談の上、法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります。
清水エスパルスでは今後もこのような行為に対して厳正に対処してまいります。
ファン・サポーターの皆様におかれましては、リスペクトをもった発信・行動を行っていただきますよう、あらためてお願い申し上げます」

 清水エスパルスは2日、J1昇格プレーオフ決勝(東京V1-1清水)で、試合終了間際にDF高橋祐治選手がPKを献上、同点に追いつかれ昇格を逃していた。このプレーを巡ってはサポーターのみならずJリーグファンの間でも議論が起こっていたが、4日に高橋祐治選手も自身のSNSを更新。「一年間応援ありがとうございました。まだ整理がついていない状況です。今も最後の最後になぜあのプレーを選択したのか悔やんでも悔やみきれません」と悔しい胸の内をつづった一方、誹謗中傷が寄せられていることも示唆し「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのだけはやめていただきたいです」と、お願いしていた。

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