人身事故14件、物損事故107件 6日の降雪の影響で静岡県内事故多発 8日も冷え込み続き運転注意
6日の雪の影響で静岡県内では、路面の凍結によるとみられる事故が121件発生しました。山間部では8日も厳しい冷え込みが予想されるため車の運転には注意が必要です。
珍しい雪から一夜明けた静岡県内、県東部を中心に銀世界が広がりました。
伊地健治アナウンサー:「御殿場市上空です。田畑や住宅街、白く雪に覆われて、一面銀世界となっています。歩いている人の姿が見えます。雪に足を取られないよう、慎重にゆっくり歩いている様子が見受けられます」
この雪の影響で相次いだのがスリップ事故です。富士宮市では…。
伊地アナ:「富士宮市の国道139号です。2台の車が車線をふさぐように、横になったり斜めになったりして停まっています」
午前9時10分ごろ、富士宮市北山の片側2車線の国道で軽トラックと大型トラックが衝突。警察によりますと、軽トラックがスリップして並走していた大型トラックに衝突したということです。それぞれの運転手にけがはありませんでいた。
また、静岡市葵区では午前3時ごろに静清バイパス下りの安倍川大橋でトレーラーがスリップしてガードレールに衝突し、これに後続のダンプが追突。およそ5分後にこの事故を避けようと停止したトラックに車が衝突し、合わせて4台が関連する事故となりました。
県警によりますと、今回の雪では積雪や路面の凍結が原因とみられる人身事故は14件、物損事故は107件にのぼるということです。
また、県東部や山間部の一部の地域では8日も最低気温が氷点下になる予想で、引き続き、車の運転には注意が必要です。