七草がゆを食べて元気に…三島市では全小中学校で給食に 静岡市では街角で振る舞い「寒かったのでうれしい」 静岡県
きょう1月7日は、朝に「七草がゆ」を食べて元気に過ごすという風習があります。静岡県内の給食や街角でも振る舞われました。
三島市では全小中学校で「七草がゆ」の給食
三島市では全ての公立小中学校で、給食に「七草がゆ」が登場。こちらの坂小学校でも、子どもたちが味わっていました。
具材は、地元のJA三島函南から無償で提供されたものです。きょうに向けて、年末に市内で収穫作業が 行われていました。
「かゆ」のほか「スープ」にもなっていて、年に一度の特製メニューが子どもたちの元気につながったようです。
2年生女子:「すごくとろとろでおいしかったです、元気がたくさん出る感じの味でした」
5年生女子:「体に優しい感じがして、おいしかった。こういう行事は大切にしていきたい」
三島市立坂小学校栄養士 中村真子さん:「毎年おいしいと言って食べてくれますし、お粥は苦手だけど七草がゆは食べる子もいます。食べてこの1年元気に過ごしてもらいたいと思ってます」
静岡市では街頭で振る舞い
一方、静岡市葵区の街頭では朝、長蛇の列が。その先には、七草がゆ。七間町町内会の婦人会が200食を用意し、持ち帰り容器に入れて街の人に振る舞いました。
具材は「春の七草」にこだわらず、水菜やルッコラなど地元の農家が作った旬の野菜が使用され、受け取った人たちはうれしそうに家に持ち帰っていました。
受け取った女性:「きょう寒いので、すごくうれしいです」